恋愛

2007年4月15日 (日)

№53 ☆ テツのグレーゾーン

テツのプレーボーイ振りは全くのグレーゾーンだった

何故そんなに遊ぶんだろう・・・そんなテツをそっと

見守るようにカヤは耐えている。  まるで、

何もかも知っているかのようにね・・・テツの子供達は

大きく育ち知的な顔立ちをしている  心配は無い

僕はカヤの思いとテツの気持が気になっていた

ずっと気になっていた。      そんな僕の所に

あまり顔を出さないパーキングロットにカヤが

やって来た・・・少しやつれた様子だが子供を見る顔が

美しいと思った・・。辛さを微塵も見せない笑顔で僕に

こうつぶやく・・・「お父さん カヤは幸せです 心配

しないで下さい」  「お父さんのカヤを見る目は、

申し訳ない思いで一杯です・・話さなくても分かります」

と細い声でこう話した・・・。パーキングロットに置いてある

水をまく銀メッキのジョーロが太陽の光で反射し

カヤの毛並みが光沢を増していた・・・後光がさしている

そんなカヤが次に出した言葉は僕に衝撃を与えた

テツが次々に恋をするのは 母を妹を求めている・・・と

テツがまだ幼い頃に母と妹を同時に亡くした悲しみは

まだ消えていなかったんだ・・・未だに茨の道を彼は

さまよっていたんだ。  (僕は何てバカなんだ!何故

気付かない!哀しいのは自分だけではないのに・・・テツも

同じなんだよ・・・)と心で叫んだ。こんな自分をカヤに

見透かされるのが怖かった・・・早く何か言わなければ

と焦った自分がソコにいた・・・「カヤ・・僕は恥ずかしいよ

テツの事、何も分かっていなかったようだ・・・父親だと言う

のに・・・まだ茨の道でリアとリンを探してさまよって

いたなんて・・・」  「お父さん 待ちましょう・・テツさんを!

あの人(猫)は必ず私達が歩く道を見つけるわ!

必ず帰って来ますよ!」   僕は笑顔でカヤに答えた。

足元でテツの子供達が無邪気に走り回り時折、僕の

尻尾や背中にイタズラをしてくる・・・・・ww。

考えれば僕の孫なんだよなァ・・・ようーしィ!今日は

この子達と遊ぶぞうーッ!  この日は随分と長い間

4人(4匹)で遊んだ。  獲物の捕らえ方、ジャンプの

タイミングや身の守り方、タマのとり方、木の登り方、

ジャレルのと喧嘩との違いを教えたり・・・w散歩を

しながら ハヤトと良く行ったズー公園で日向ぼっこ

したり・・・カヤもたくさん笑ってハシャイでいた。

僕も年甲斐も無く随分、楽しんだよw。

僕とカヤはそっとテツを信じ、待つ事を約束した。

(テツ・・・カヤは素晴らしい女猫だ どこかリアの

面影を漂わせて癒される・・・君が選んだカヤは

ずっと君の帰りを信じて待っている・・・幸せだな テツ・・)

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   (ここはよく物語に出てくる

   千のパーキングロットの、

   一角だ。毎日アブダビの

       猫達や近所の家猫達が集まる

憩いの場所だ・・・マァ・・人間社会で言う喫茶店の

様な所かな?)

   

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2007年3月19日 (月)

№32 ☆こたつに頭を入れる日々

僕達、猫と言う生き物は非常に人間社会と

ダブる箇所がある。たとえば前章にも結婚と

言う言葉が出てきたが、僕達 猫も結婚式と

言う儀式がちゃんとあるんだ。仲間や家族が

亡くなった時などは、お墓までは無いが・・

亡くなったその場所に花や草やあるいは・・

獲物を銜え その場所にお供えするんだ。

不倫だってあるしねw

浮気が好きな奴だってゴロゴロ居てるよw。

一夫多妻に似た生活を送っている男猫だって

いるしね・・・w。近頃の若猫は加害者になる奴が

多くなり被害者になる弱い奴は、ごく一部で

目を付けられると 大勢で虐めにあう。

いまや、人間社会の虐めの問題は特に大きな

問題だね・・・。まあァ・・僕達、猫社会でも、

言える事だが・・・ああは酷くない・・・。

実際問題、人間に虐待を受けている猫や犬だって

いる。いまや僕達、猫や犬は人間と、この社会で

共存している。人間は僕達、動物を・・・

僕達、動物は人間を必要としているのは確かだ。

生きている証しにがある。もう少し・・後少しだけ

命の尊さを一人一人が知るべきだと僕は思うよ。

所詮・・僕は猫だから偉そうな事は言えないがね・・・。

僕がいつも心がけていることがアル。

それは極めて簡単な事なんだが・・・

手を伸ばせば触れる事が出来る距離にいる人(猫)

すぐ隣にいる人(猫)に必ず一つだけ優しい言葉を

かけてあげよう。ってねw。何も難しくないよ!

それだけで不思議と僕も相手もお互いに

尊重しあえるようになるんだ。

ただ、あまり重くならないように・・・優しい言葉にも、

色々あるからね。勇気もイルダロウし・・・w。

サラッと言うんだ。サラッとね・・・w。

話は変わるが・・実は今、大きな悩みを抱えている。

僕とリアの結婚の事なんだが・・・お互いの気持は

もうはっきりとしてる。一刻も早く2人(2匹)で

家庭を築きたい・・・でも大きな問題が僕の頭を

悩ましている。だから・・・・・

いつもこんな格好をしてるんだ。情けないぜェ・・・

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2007年3月18日 (日)

№30 ☆男猫が涙を流す時

魔物が潜む樹木の下で僕は気を失っていた・・・

身の程知らずの僕は、黒豹ボスでさえ勝てなかった

この、怪物猫・・竜神に戦いを挑んだ結末だ。

あれから・・・どれくらい経ったのか・・・んっ?竜神が

僕に背を向けた・・・死んだと思ったのか?

残念な事に僕はまだ動けるぞ!

僕は背を向けた竜神にスキを見た・・・かすかに

残った力を振り絞り僕は後ろから飛び掛った!

左わき腹に鋭く、僕の爪は突き刺さり

竜神の体は奥深くえぐれた・・・こんな簡単に?

えぐれる訳が無い・・・おそらく黒豹ボスと

遣りあった時の傷がまだ完治していなかったんだろう。

今しか無い!竜神を・・・竜神を倒すんだ!

僕は愛するリアの顔が浮かんだ・・・

僕は愛するリアの声が聞こえた・・・ありきたりで

ベターなセリフだが・・これは事実だ。

「アッシュさん!生きて帰って・・私を愛して・・・」と

リアの微笑む顔と声が聞こえたんだ!

Photo_5  僕の爪はわき腹に突き刺さり 

 そして、竜神の首をも僕の歯は

 噛み付き決して放す事は無かった。

ハジメテ竜神は悲痛な声を出した・・・その声を最後に

僕の記憶は消えた・・・何も思い出せなかった。僕は

魔物の潜む樹木の高さくらいに、宙に浮いていた。

悲惨な状態を目にした・・・僕は変形した顔から血が

噴き出て、微動たりともしていない・・・そして、

その少し横には僕の2倍はある竜神が血の海の

中で静かに横たわっていた・・・。その状況を見ながら

僕はゆっくりと天へと・・・浮き上がって行った・・・

僕も竜神もこのまま死ぬんだなァ

涙がトマラナイ・・・リア・・千・・ウメ・・サクラ・・ごめんね。

                       

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№29 ☆ゆるぎない愛

猫という生き物は、死を目前にすると姿を消す。

死に様を誰にも見せないと言う。

昔からの言い伝えだが・・・黒豹ボスはどこかで

ひっそりと死んでしまったんだろうか・・・

仲間の為に?ボスと言うプライドの為に?

ただ、ひたすらアブダビの為に奪う事しか出来ないボス

・・・僕なら・・・

最後くらいは何かを仲間に与えて死んでいきたい。

ボスは孤独なんだ・・・。

暗黒の西ブロック アブダビの前に

僕とハヤトはたどり着いた。

煮えくり返る心をハヤトに気づかれないように

僕は平常心を保つよう必死に心を落ち着かせた。

曲がりくねった寒々とした細道に入ると

懐かしい百合の花の香りがした。

まさしくリアの匂いだ!近づいている!

思わず僕は・・・「リアァー!リアー!」と叫んでいた。

「アッシュさん!ヤバイッすよ!声だしちゃァー」と

ハヤトが・・・その通りだ僕の声で敵の亀と流に

気づかれてしまった。リアを監禁していると思われる

小屋の前に2匹は立ちはだかっていたようだ。

前に亀と流は僕に痛い目に遭わされているせいか

少し動揺している様子が伺えた。

「君たちには用は無い!ボスの竜神は何処だ!」

「こ、この先にある大きな樹木の側付近に・・・」

「分かった。それからリアは無事だろうな!」

「大丈夫だ・・・何かしたくても、いつも太一さんの

目が光ってたからな・・・な、何も出来なかったよ。」と

流が答えた。・・・・・・「行こう!ハヤトッ!」

(太一はリアを大切に扱ってくれてたようだ・・・)

リアを背にして暫く歩いた。(ボスとまずは話を付けてから

リアのところに行こう・・・待っていてくれ!)

大きな樹木が見えて来た・・・。

異様な空気が漂い生温い風が頬を伝う・・・

「アッシュさァん・・おい等 少し怖いよゥ~ヤバイニャン」

「w・・僕も怖いよ。」・・・・・すると

Gajyumaru_3 「何の用だ・・よく此処まで来れたな!」

 それは、まぎれも無く竜神の声だった。

「東ブロックのボスや仲間の7匹の若猫衆を

探している!此処へ来たはずだ!」

「若猫衆2匹は預っている・・・が後はそこらで、

死んでいるんじゃないかァ~」と淡々と竜神は言った。

いくら温厚な僕でも この竜神の言葉には激しい

怒りが込み上がってきた。

「くっそう~!」僕は頭で考える余裕も失せてしまい

予想外にも竜神に飛び掛ってしまった!

僕は片手で軽く払い退けられた。

凄い勢いで地面に叩き付けられ、目が眩んだ・・・

起き上がる間もなく竜神は、またもや襲って来た!

僕の首を噛み付き、僕を振り回し

木に何度も何度もぶつけた!パコーン!と

鈍い音がした。頭が陥没した音だった。

「ハヤト・・・ここはイイから・・は・早く・・リアを・・リアを

頼む・・・」    「アッシュさん・・・で・でも・・・(泣)ニャー」

「早く!は・や・くゥ・・」  「リアを必ず助けるからニャー!」

「待ってて下さい!後で仲間を呼んで来ます!」

(ハヤト・・・リアを頼む・・・安全な場所に・・・。)

この後、何度も立ち上がって向かって行ったが

殆んど記憶に残っていない。目は陥没した頭から

湧き出てくる血が入り見えなくなっていた・・・。

もう・・・僕は死ぬのか・・・・・母さん・・・・・

死にたくないよ・・・・・リア・・・・・。 

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2007年3月16日 (金)

№28 ☆向こう見ずな男たち

太一に噛み千切られた僕の右耳もようやく、くっつき

変な赤いカブリモノも取る事が出来た。

リアを敵から救う為の万全な体に戻ったんだ。

僕は今晩、アブダビに向かう決心をしていた・・・

強く・・決心していた。(リア  待っていてくれ)

だが・・・既にアブダビは動きだして いた事を

僕は何ひとつ、知らなかった。

「おっ!ハヤトじゃないかー元気か久しぶりだな!」

「アッシュさーん!逢いたかったニャア~!」

相変わらずハヤトはズー公園で日向ぼっこをしてた。

「もう すっかり元気そうですね!いやァー

太一との喧嘩凄かったニャー・・アッ・・それはそうと!」

「キトウさんが独り(1匹)で西に殴りこみに

行った事知っていますかニャー?」

「えっ!どう言う事なんだ!詳しく教えろ!」

「キトウさんは西のスキをねらいリアを助けに行ったんだ。

リアは無事だったんだが・・何でも側にいた太一の姉も

連れて来ようとし、マン悪く西の竜神ボスに見つかり

遣り合っている間にリアはボスに・・・

捕まってしまった。リアは助けられなかった・・・。」

「太一の姉は東に連れて来れたようだニャー

アルネと言う美しい女猫だニャー。でも最初は

人質のつもりで連れて来たと思ったんだけど・・・

何かァー?違うんだよなァ・・・??

キトウさんとアルネの関係・・ハートマークの中に

スッポリ2人(2匹)がはまるんだ・・・。」

「キトウは無事なのか?怪我は?」

「大丈夫だニャー左腕を少し負傷しただけだよ

・・・まだ続きがあるんだ・・キトウさんの後を追い

黒豹ボスと7匹の若い猫衆、集団で

西に向かったんだけど・・・もう2日・・

音信不通だニャー・・・ボスも若い猫衆も全員

帰って来ないんだ。全滅なのかなァ・・・」

「ハヤト行くぞ!付いて来い!」

「んッ?アッ ニャアー!!(はい!!)

待ってました!!アッシュさん!」070207_150401

(キトウ!後は僕に任せろ・・・

アルネと幸せになってくれ!

必ずリアは連れて帰るよ。)

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№27 ☆赤いカブリモノで愛を語る

僕は太一に勝てなかった。

リアを助け出す事が出来なかった。

あの一騎打ちの喧嘩で僕は右耳を縫う羽目になり

千は毎日僕を連れて病院通い・・・出血が酷く体力も

落ち、無気力状態が続いた・・・。

千・・ごめんね・・・迷惑かけてしまって・・・。

赤い変なカブリモノが頭に・・・

最悪な頭だ。

何でも手術した耳を僕が触ってしまうかららしいw。

触れないよう~痛くてねw。

病院から帰った僕をキトウが家の前で待っていた。

「あら~アッシュ君のお友達?男前ねェー!」

と千が・・・千は若くて男前に目がない・・・まったく。

「ハハ・・酷いカッコだなアッシュ!」

「少なくても、リアには見せたくないよなw。」

「キトウ・・話があるんだろう?どうした?」

「・・・いや・・たいした事じゃない・・。」

「アッシュ・・リアの事、頼むぞ。愛してるんだろう?」

「命より大切だ・・・リアは僕の全てだ。」

「そのカブリモノして、そのセリフは様にならないよなァw」

とキトウは僕を見て大笑いした。

僕は、そんなキトウを見て・・・

「キトウは愛する女猫はいないのか?」

と、思い切って聞いた。

暫く沈黙が続いた・・・。

沈黙の扉が硬く開いた・・・「いるよ・・愛する女猫・・・。」

「敵の西にすんでるんだ・・・アルネ・・と言う美しい子だ。」

「アルネは太一の姉なんだ・・・。

今、リアの側にいて くれてる・・・」

キトウは相当ながい間・・アルネを愛して来たんだ。

敵に住む彼女をどんな想いで愛してきたのか

考えると・・・胸が痛くなる。

「キトウ・・いっその事、東も西も無くせないのかなァ・・」

「僕達、猫の習性だな・・縄張り争いと言うのは・・・

アブダビは僕達が産まれる前から東と西に

それぞれのボスがいて、ずっと闘って来たんだ。

ボスというのは、誰よりも強く容赦なく冷たく

闇に染まってなければ、ならない。」

「そんなボスを僕やあるいは・・アッシュが倒さない限り

アブダビは・・・ずっと・・・このままだな・・・。」

「キトウ!僕は命よりも大切なリアの為に

やってみるよ!ボスと闘ってみるよ!」

「キトウもアルネの為に平和なアブダビに!

僕等、猫達がこれから安心して暮らせるアブダビに

2猫(2人)で力を合わせて・・

あの東と西を隔てる大きな壁をつぶそう!」

「フッw・・・そうだな・・死ぬ覚悟でお互い

愛する女猫の為に!」

「オイオイ~アッシュよゥ その為にも

そのエリマキトカゲのようなカブリモノ・・

早く外してくれよなァ~w」

「おっしゃる通りだ・・・面目ない・・リアには内緒だぞ・・」

「ハハハハ~了解♪」

僕とキトウの中に何かが生まれた・・・何かが変わった。

僕達が今 進もうとしている道は過酷で険しい・・

だが 愛する者の為なら想像もつかない強い力が、

体中に・・心に・・宿ってくるものだ。

愛する者の為に自己の精神をも破壊するのが

男猫というもの・・・0312132010

じゃないかな・・・。

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2007年2月23日 (金)

№11 ☆雪の中の白い天使・2 

僕は銀白の雪の世界に足を踏み入れた。

・・・天使に逢いたくて、逢いたくて、久しぶりに心を開いて

外へ出た!思ったよりも雪のジュウタンは温かい。

鼻と鼻をくっつけて挨拶をした。

天使の吐息も温かかった。

にっこり微笑み天使は言った・・・

『 私はリアよ・・そこのアブダビに住んでるの 』

と軽やかなステップで僕を誘導した。  そこは

真っ白いベールに包まれた隙間から

添うそうと立ち並んだ木々・・真緑の草木・・

輝くような色の美しい花々・・・。

まるで別世界だっ♪

どんな景色にいても、君のそのブルーの瞳、

真っ白く輝いた毛並み・・そして細い手足・・

リアは絵になる。

「やあ!リア!そいつは誰だい?」    「こんにちは!リアー!」

「やあぁ♪リア!そのハンサムボーイは何処から来たの?!」

リアは人気者なんだ・・・・・。すると後ろから ほどよく

低音で涼しい声が・・

「ようこそアブダビへ!君は何処から来たんだ!」

「・・・・・僕?」   「・・・君しか居ないだろうw」 

「僕はN市に居たんだけど今年の4月に此処に来たんだ。」

「今は千の家に居る。アッシュだ!ヨロシク!」

「アッシュ!僕はキトウだ!宜しく!」

細く曲がりくねった道を歩いて行くと

大きな壁で仕切られた領域?のような場所にたどり着いた。

キトウとリアは立ち止まった。

「此処から先は絶対に入るな・・西ブロックのアジトだ・・・」

「気性の激しい奴らがウジャウジャ居る・・・危険だ。」

まるで、大樹海のようだ・・・・・。

「僕たちは東ブロックの者だ。此処は安全だよ。」

「いつでも、遊びに来てくれ!それじゃあ又!!」・・・と言って

僕の目の前から走り去った。

キトウは凛々しくカッコイイ男だ。

『 私のお兄さんよ 』とリアが微かに微笑んで僕に言った。

リアの兄と聞き正直・・ホッとした。

勝ち目ないよな・・・あんなカッコイイ奴が恋敵だったら ・・・。

『アッシュさん?』 「あっ!はい!」

『フフ・・又 私に逢いに来て下さいねw。』

やったあぁー♪ 僕は素直に心から喜んだよw

僕とリアは何時までも真っ白い雪の世界を歩いた。

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2007年2月22日 (木)

№10 ☆雪の中の白い天使・1

寝不足になる 暑い夏も顔を隠し・・・もう銀白の雪一面が顔を出している。

銀白を映し出す  外の世界・・・。

いつもの僕の指定席でもある、窓のふちに‘寒いでしょう?’と

千がピンクのフリルのクッションを敷いてくれた。

ちょっぴり・・恥ずかしいけど

結構、気に入って そこへ座るw  頬を赤らめてねw・・・

そして外の景色を見るんだ。

太陽の光が銀白の雪の上にキラキラ・・・零れる・・・・・。

まるでダイヤモンドだぁ!!!!その時、僕は

天使”を見た・・・ダイヤモンドの雪景色の絵の中に

真っ白い天使が太陽の零れる光を浴びて・・僕を見てる。(ドキドキ・・)

目を疑ったよ 僕は目を大きく見開いたまま

その天使に見惚れ固まってしまった。

僕は恋をした・・・・・。

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