心と体

2007年5月12日 (土)

№68 ☆ 一寸先は子育てと言う闇

あれから、在り来たりの日々は2度と訪れなかった

少なくてもカヤが千のパーキングロットで赤ちゃんを

産むまではね・・・カヤは何日かして落ち着くと

赤ちゃん達を連れてアブダビに帰った・・・誕生した3匹中、

男の子2匹、女の子1匹、その女の子が問題なんだ

たった1人(1匹)で逃亡して来るんだ  アブダビから

目もまだはっきり見えないと言うのに・・・小さな小さな

手と足でフラフラして 何処に向かって来るかと言うと

あのパーキングロットに置いてある僕が小さな時に

良く遊んだピンクの屋根の玩具部屋なんだ・・・そこで

産まれたから 分からないでも無い・・だ・が!なあぜえ?

カヤとテツの側を離れてェ?毎日・・来るんだ その度

カヤとテツは交代でアブダビに連れて帰る・・・w。

気のせいか日に日に大きくなり目元が僕の愛する

リアに似ているんだ・・・僕らしくもない言葉を発するが

可愛い・・・(笑)  いつの間にかパーキングロットで

人気者になった。そして1番可愛がったのが・・サクラだ

あげくの果てに家で飼うと言ってサクラは聞かない。

そのうち、テツとカヤは毎日の事なんで面倒になってか

“あァー又 お父さんとこでしょ~” と言う具合で

迎えに来なくなったんだ・・・今時の若い夫婦は!

困ったもんだ! と言いながらも僕にやたらと懐く

この子を“絶対にアッシュをお母さんと間違えてるのよ!”

と、皆が言うんだ・・少し照れながら僕はマンザラでも無い。

こうして・・・この子は千の家でサクラとウメとイチと僕と

一緒に暮らす事になったんだァ!

サクラとウメがなずけ親だ・・・名前が決まるまで大変だった

僕は何だっていいんだ・・ヒヨコとか?ミカンとか?

可愛いんじゃない?ハハ・・何だっていいんだよ・・僕は・・

最終的にこの子の名前は “アンジー”と決まったんだ!

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  (アンジーちゃんです!!

  可愛いだろ?目元がリアに

  似てるんだァ~♪)

  この日から僕の

    覆された人生が始まった・・・

僕はアンジーが来てからこんなにも

過保護だったんだと初めて知った・・

全くビックリしたよ自分でもね・・・w。

アンジーの悪戯ブリは日に日に発揮し僕と千は

毎日が、てんてこ舞いだ。 とにかくジッとしていない

まるでゼンマイ仕掛けの玩具だよ~アンジーを見てると

僕は目が回るんだw  あえて アンジー旋風と命名する。

僕はこうして、テツとカヤからあずかった大切な

アンジーを元気に育て教育し立派な女性になるまで

責任を持たなければならないと自分で義務付けた。

どう、老後を楽しく過ごそうかとのんびり、まったり、

構えていたと言うのに・・・まさか!子育てしなければ

ならないとわァ!!アンジーはオバアチャン似で美人だ

だんだんとリアに似てきた・・悪い男から守らなければ!

神経が持たないよ~トホホ・・・僕はカッコイイ伝説の男猫

なんだよ~泣いて呆れるよ どうなるんだァ?これからァ!!

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  (マァマァ・・・)

  (ママじゃねェよ 

   少し距離をおいた方が

              いいのかァ?)

         

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2007年5月11日 (金)

№67 ☆ 覆された僕の人生

数え切れない何度目の春なんだろう・・・僕と愛しいリア

との愛の結晶である随一独り息子、テツも立派に育ち

カヤと言う年上女房と一緒になり幸せな日々を過ごして

いる・・・2人(2匹)の子供達も成長して、今はもう親の手を

離れ独立しアブダビで楽しく自由に暮らしているようだ。

可愛い可愛いサクラも今は13歳だ・・・

僕が此処に来た時はサクラは3歳だったよなァ・・・

丁度10年経ったんだ ウメも25歳・・・まだ学生だった

アーティストに成ると言う夢を実現させ今は少し

遠い存在になった・・・。千の側には猫嫌いで

存在感の薄いイチと言う男が 何故か毎日帰ってくる

だが・・いい奴だ。 アブダビも統一できボスも信頼できる

これと言って争い事も無く、仲間同士 平和に過ごしている

千と僕は?・・・・お互い年をとった 子供も手が掛からなく

なり、あまりする事がない。 たまに そんな2人が家に

居ると良く目が合うんだ・・w 目が合うとハァ~!と

2人してため息をついている・・・。まぁ いい加減

ゆっくりしようじゃないか 叔父さんと叔母さんなんだしね

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   (いいのかぁ~?のんびり

 し過ぎじゃあないの~?

    寛ぎすぎだよぉ・・・まったくぅ・・・)

後はのんびりと千と老後を過ごそうと思っていた。

の・にィ!僕の残り少ない大切な人生を覆す事件の

ようなドラマのような それは もう大変な事がァ!

それは・・・日も落ちてS市も静まり返った頃だった

ウメが大阪のスタジオから帰宅してきた

「お母さん!大変よォ!千!!千!!」

「?おかえり~?えっ?ウメどうしたの 騒がしい子ね~」

「これ!これ見て!ほら・・大変!」

ウメがパーキングロットに置いてある古くなったピンクの

屋根のお家。アッシュの玩具部屋を指さした・・・

僕と千はそーっと、ソコへ近づいた

僕は目を疑ったよ!えっー!!!

「カヤァー!ど・どうしたんだァ?」

「お父さん・・・ごめんなさい・・・お散歩してたら 急に

産まれそうになっちゃってェ・・千のパーキングロットで

産まれちゃいましたァ・・ペコリン」

(って?ミャンミャン赤ちゃん元気に泣いちゃってるよォ~)

「マァ!間に合わなくて此処で産まれちゃったのねェ!!」

「何て可愛いのォ!!」   「ブラボォー!!よォ!」

「お母さんったら!冗談言ってる場合じゃないよォ!」

(まったく・・ノー天気なんだよなァ・・千は・・・トホホ)

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 (Do you take after 

 your mother or father?) 

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