№68 ☆ 一寸先は子育てと言う闇
あれから、在り来たりの日々は2度と訪れなかった
少なくてもカヤが千のパーキングロットで赤ちゃんを
産むまではね・・・カヤは何日かして落ち着くと
赤ちゃん達を連れてアブダビに帰った・・・誕生した3匹中、
男の子2匹、女の子1匹、その女の子が問題なんだ
たった1人(1匹)で逃亡して来るんだ アブダビから
目もまだはっきり見えないと言うのに・・・小さな小さな
手と足でフラフラして 何処に向かって来るかと言うと
あのパーキングロットに置いてある僕が小さな時に
良く遊んだピンクの屋根の玩具部屋なんだ・・・そこで
産まれたから 分からないでも無い・・だ・が!なあぜえ?
カヤとテツの側を離れてェ?毎日・・来るんだ その度
カヤとテツは交代でアブダビに連れて帰る・・・w。
気のせいか日に日に大きくなり目元が僕の愛する
リアに似ているんだ・・・僕らしくもない言葉を発するが
可愛い・・・(笑) いつの間にかパーキングロットで
人気者になった。そして1番可愛がったのが・・サクラだ
あげくの果てに家で飼うと言ってサクラは聞かない。
そのうち、テツとカヤは毎日の事なんで面倒になってか
“あァー又 お父さんとこでしょ~” と言う具合で
迎えに来なくなったんだ・・・今時の若い夫婦は!
困ったもんだ! と言いながらも僕にやたらと懐く
この子を“絶対にアッシュをお母さんと間違えてるのよ!”
と、皆が言うんだ・・少し照れながら僕はマンザラでも無い。
こうして・・・この子は千の家でサクラとウメとイチと僕と
一緒に暮らす事になったんだァ!
サクラとウメがなずけ親だ・・・名前が決まるまで大変だった
僕は何だっていいんだ・・ヒヨコとか?ミカンとか?
可愛いんじゃない?ハハ・・何だっていいんだよ・・僕は・・
最終的にこの子の名前は “アンジー”と決まったんだ!
(アンジーちゃんです!!
可愛いだろ?目元がリアに
似てるんだァ~♪)
この日から僕の
覆された人生が始まった・・・
僕はアンジーが来てからこんなにも
過保護だったんだと初めて知った・・
全くビックリしたよ自分でもね・・・w。
アンジーの悪戯ブリは日に日に発揮し僕と千は
毎日が、てんてこ舞いだ。 とにかくジッとしていない
まるでゼンマイ仕掛けの玩具だよ~アンジーを見てると
僕は目が回るんだw あえて アンジー旋風と命名する。
僕はこうして、テツとカヤからあずかった大切な
アンジーを元気に育て教育し立派な女性になるまで
責任を持たなければならないと自分で義務付けた。
どう、老後を楽しく過ごそうかとのんびり、まったり、
構えていたと言うのに・・・まさか!子育てしなければ
ならないとわァ!!アンジーはオバアチャン似で美人だ
だんだんとリアに似てきた・・悪い男から守らなければ!
神経が持たないよ~トホホ・・・僕はカッコイイ伝説の男猫
なんだよ~泣いて呆れるよ どうなるんだァ?これからァ!!
(マァマァ・・・)
(ママじゃねェよ
少し距離をおいた方が
いいのかァ?)









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