ペット

2007年5月16日 (水)

№69 ☆Bravo!「アッシュの物語」

僕は、この「アッシュの物語」を 様々なフィールドで

自分を表現して来た 読んでくれる方々に 綴ってきた

文章から姿を現す事が出来たなら本望なんだが

決して僕なりの知識を並べて出来ている文体では無い。

僕達、猫社会・・いや もっと幅広く動物社会の中には

すでに現実の中にある事であって 言葉にされてない為に

気付かれないでいる物語なんだ  人間社会の大人達は

伝説やおとぎ話、神話と子供と共に時代を経てきたと

思う。心が純である子供と言うものは奇想天外で明らかに

非現実的としか思えないような物語を好むのは彼らが

健全で、なおかつ本能でこの事を既に知っているからでは

ないだろうか・・・悲しいかな大人になると、かつて

創造した事や個々の物語のモラルは《過去の忘れ物》に

なっていくものだ。  この「アッシュの物語」はすでに

僕の側にあるから事実に基づいて文章が独りでに

動いた、と言うのもある。信じるのも信じないのも

人それぞれ自由だ・・この「アッシュの物語」を読んで

少しでも幼心に戻り、幸せな気持になってくれればいい。 

世の中の子供達に伝えたい事や話したい事を僕なりに

文章に表す事ができた事を幸せに思っている・・・

そして、世の中の孤独な大人達に少しの安らぎと

《過去の忘れ物》を思い出して貰えれば

この上ない気持で一杯になるだろう・・・・・。

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 所詮、猫なんだけどね(笑)

 (一生懸命に歯ブラシを

 するアンジーちゃんだ

 千が教えた・・w って、

          するかっ!?)

千の家にアンジーが来てから僕と千とアンジーの

不思議な関係は独りでに走り出した。

僕と千のcollaboration(コラボレーション)とでも言おうか

氷がすぐさまに溶ける程の、それは暖かい教育のコラボだ

アンジーは頭の良い子だった 僕と千の教えは

しっかりと身につけた ただ1つだけ困っている事がある

僕の存在をどう思っているのか・・・僕の・・そのォ

お乳を飲みたがるんだ・・トホホ・・寝ていると何故か

激痛が走る。見るとアンジーが僕のオッパイを

噛んでるんだよォ! 一緒に寝ているとアンジーも

無意識に口が寂しくなってそのような行為をするんだろう

いくら吸っても出ないものだから噛むんだろうなァ・・

しかし痛いの何のって・・全く大変だ。それを知った千は

毎日、千がアンジーと一緒に寝ているよ・・(笑)

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  (親思う心にまさる親心)

  (よく言ったもんだァ~)

 気が付くと僕のプライベートは

 著しく無くなっていた

 独りで出かける事も無く、

 アブダビに足を向ける事も無い

 千やサクラが語り掛けるのは

 アンジーばかりだし・・・

可愛がってくれるのは僕としては嬉しい事だ

しかし複雑な想いがある・・・僕にあまり構ってくれなくなった

ような気がする・・気のせいかァ? 此処だけの話だが

僕の名前を呼ぶ時は  「アッシュ!アンジーにそんなに

怒ったら駄目でしょう!」 とか 「アッシュー!アンジーと

遊んであげなさいよォー!」 とか 「アッシュ!アンジーに

もっと優しく出来ないのォ~!」 とか・・・なんだよなアァ

分かっているんだよ 頭ではね・・・アンジーは僕も

認めるよ。可愛いさ・・甘え上手だし、首を少し横に向け

トロンとした目で訴えるんだ ちゃんとお座りしてね・・

それが又、僕も心打たれるんだよ~(泣)マイッタ・・・。

アンジーは僕に無いものを沢山持っている

あんな鈴のような音色を醸し出すような声は出ない

周囲に輝きを降り注ぐキラキラした瞳も

持ち合わせていない・・柔らかくさわり心地のいい

しなやかな身体も僕には無い  横を通れば何故か

同じ物を食べているのに アンジーはとても 

いい匂いがするんだ

僕?僕は親父特有の加齢臭?ww しかも変な声ェ!

目つきは悪い・・極悪非道の目だァ~身体ァ?

中年太りィー!って 一つも良いとこなァい!!ww。

光化学スモッグのような僕・・・大気の汚れの発生源は

もしかして・・・僕?マサカ・・。・・・。とマァこのように

僕は時折、神経質になり大人げも無く

少し拗ねる気持にも似た 情けない想いに悩まされる。

こんな大人気ない不満を僕は自分の肉球で踏み潰し

身体の中に閉じ込めるんだ。

こうして僕の人生はこれからも まだまだ続く・・・・・。

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  (男猫の道は長く

  険しいんだよなァ・・)

 

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2007年3月24日 (土)

№34 ☆シークレット ラブ

今日はいつになく、晴々とした陽気で

何て気持がいいんだ・・・あれから千の家の

番猫を張っているハヤトと僕はポカポカ日ざしの

スポットライトを浴びながら千とサクラの帰りを

待っていた。するとハヤトが

「あー!サクラちゃんニャー」と、にやけた顔で

サクラに甘えて行った・・・「な、何なんだァ?」

(いつの間にハヤトの奴、サクラと仲良しに

なったんだァ~?)

「アッチュのお友達のニャンニャン~♪」

(あ~あサクラまで可愛い顔しちゃってさあ・・・)

「さあ!貴方たちに今日はオヤツ買って来たのよ」

と千が僕達にササミを差し出した♪

僕はちょっとだけ・・・この場を抜けた・・。

「ハヤト少しサクラを見てて!すぐ戻るよ」と言って

僕はササミを銜えサクラに気づかれないよう

そっと走った・・・千には気づかれたかな?

「アッシュったら・・・誰にササミ持って行くのかしら」

「多分・・彼女ねwコソコソしないで連れて

くればいいのに~w」・・しっかりバレてる・・・。

僕はアブダビにいるリアにササミを持って行った。

リアは僕の子供を宿している・・・。

日に日にお腹が大きくなって来た・・・たくさん美味しい

食べ物を食べさせないとねw

僕は家猫・・・リアは外猫・・・何処で家庭を築くか

随分悩んだ・・・でも密かに決心が付いているんだ

ウメがニューヨークから帰ったら僕は

リアの処に行くつもりだ!勿論、千の家にも

時折、顔は出すつもりだよ。

サクラの事も心配だしね・・・。でもハヤトが

しっかりサクラの子守してくれてるよなァ・・

千の家の番猫も張ってくれてる・・安心だ。

「リア!どうだ気分は悪くない?」

「アッシュさん・・・大丈夫よ・・少し動くのが辛いけど」

「赤ちゃんに美味しいササミを持って来たんだ」

「マア・・嬉しい・・アリガトウきっと喜んでいるわw」

僕達は体を寄せ合いお互いの温もりを感じながら

アブダビに咲く花々に包まれて

幸せな時間を過ごしていた。

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№33 ☆ヘビーな選択

もう春だと言うのに、やたら冷え込む

僕のこたつに頭を入れる日々が続くのは、

冷えると竜神との戦いで陥没した頭の傷が酷く

痛むから・・・て訳で温める。だが1番の理由は

大変な悩みで頭がパニックなんだ・・・て訳で

余計・・・頭が痛む?・・・。う~ん?

何て説得力が無いんだ・・w 

変な言い訳に聞こえるよね?

実はリアが妊娠したんだ・・・。僕の可愛い赤ちゃん

勿論リアを愛しているし僕は何てhappyなんだ。

と思っている・・・ただ・・僕の家族を連れて

千の家で暮らすのか・・・僕が此処を出てアブダビで

暮らすのか・・・千の家に来ないかと、思い切って

リアに聞いたんだ。返ってきた言葉は・・・

「お願い・・アブダビに来て・・・」だった。

千にも申し訳無いと言うんだ・・。

どうしたら いいんだ僕にとっては、

千もウメもサクラも大切な家族なんだよ・・・。

リアはすぐに返事をしなかった僕を不信がって

悲しい気持にしてしまった。

ヘビーな選択に省みるおもいだ・・・。

         

              『 とき 』   (ちいたんの詩集より)

             容赦なく時は過ぎる

      僕の気持を置き去りにして

      落ち葉が落ち葉で

      無くなるように・・・

      ただの枯れ葉に

      なるように・・・僕の気持は

      君には届かない・・・

      無情にも時は過ぎ

      僕の愛を置き去りにして

      涙が涙で無くなるように

      ただの水になるように

      僕の愛は・・・・・

      君には届かない・・・・・

Ash_anz

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2007年3月16日 (金)

№25 ☆縄張り争いの戦略

ブゥゥォーン!ブゥゥォーン!ピ-ピーピー・・・んッ?

う・・うるさい・・向かいの叔父さんが帰って来た。

車を駐車場に入れる音・・下手なんだよなァー

何度も何度も切り返すんだ。しかも夜遅い・・・。

睡眠妨害だよな・・千?アッそうかー今日はウメを

空港に送って行って遅くなるんだったな。

僕一人なんだ・・・・・。

あれから、随分寝た・・疲れが取れたかな?

いや  まだ寝れそうだ。

2~3日殆んど寝ずに居たからなあ・・もう少し寝よう。

いつも賑やかな家がいつもと違う。

静けさが漂う千の家も、これ又落ち着いた寂しさがある。

そんな安堵感の中で僕は再び目を閉じ丸くなった。

寂しいけど・・・不思議と寝れそうだ。

と、そんな時

アッシュさーん!アッシュさーん!と悲痛な叫び声が・・

僕は首を長くして、窓の外を覗き込んだ。

ハヤトがオロオロしながら家の前に居た・・・

何かあったんだ・・嫌な予感がした。

「アッシュさん!お・お・落ち着いて聞いてくれニャッ!

リアさんが、に・にに西の奴等に連れて行かれたァー!」

僕は血の気がひいた・・話も途中で無我夢中で

アブダビの西へと走った!

リア!リアに何かあったら・・・

僕は絶対に奴等を許さない!

走って走って暗黒の西へと走って、息を切らし

敵の陣地へと、たどり着いた。すると・・・

西のボス、竜神の片腕・・太一が僕を待っていた。

「遅かったなアッシュ・・・お前の大切なリアは

暫く預かる!悪いがボスの命令だ

リアを助けたかったら、黒豹ボスに伝えろ!

ボスは竜神1人(1猫)でいい・・アブダビに

ボスは2人(2猫)いらない・・とな。

これからは、東は無くなるんだよ!天下統一だッ!」

なぜ・・・何故、君達は・・・

こんな争いしか出来ないんだァー!!!」

「こんな遣り方でしか天下統一出来ないのかァ!!

くッ・・頼みがある・・・竜神に言ってくれ!

みんなを巻き込まないで僕と・・・僕と勝負してくれ・・

一騎打ちだ!!」 僕は死ぬ覚悟でそう言った。  

「ハハハハまだ若いな~竜神には勝てない・・

アイツは悪魔だ・・・お前・・・死ぬぞ。」

「その前に俺と勝負するか?俺の弟分

亀と流を随分と可愛がってくれたようだな・・・

来い!アッシュ!!」

冷たい風が僕達の体を突き刺し・・

よどんだ空気が僕達をつつんだ。

太一は僕に対する優しさなのか・・竜神との勝負を

諦めさせる為の・・・。

僕に勝負を挑んで来た太一の目の奥に

潜んだ優しさを僕は見逃してはいなかった。

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2007年3月 9日 (金)

№23☆ニコラスケイジのように?

チュンチュン・・・鳥の鳴き声?サラサラ・・サラ・・・

草と草が葉と葉が触れ合う音?僕は久しぶりに

ピンクのクッションの上で目が覚めた。

随分、寝たような気がする。お腹すいた・・・

母さんに逢いに行ってから、暫く食べてない。

キッチンに、のそのそと向かった・・千がいた♪

「おはようーアッシュ!お目覚めでちゅかァ?」 

僕は久しぶりに人間語を使った・・

「ゴッハーン・・・!」すると千は「はいはい・・ご飯ね?」と

僕に食事の準備をしてくれた。

かぶりついた♪うまいッ♪僕はまだ食べ盛りなんだw

「アッシュー?最近、何かあったのゥ?あまり家に

帰って来ないけど・・・」 「・・・・・・・」

「猫の世界もいろいろ大変みたいね?あなたは

男の子だから縄張り争い何てのもあるしねェ・・・」

「この辺に大きな黒い豹のような猫と

顔じゅう傷だらけで貫禄のある三毛猫がいてるんだけど

・・・見たことあるでしょう?あの2匹は駄目よ!

絶対に喧嘩しちゃ駄目よ!きっとこの辺のボスよ!

わかった?あなた死んじゃうよ!いいッ?」・・・。

僕は千の目を見て・・・「ニャゴーゥー!・・」と

返事をした。千は猫の世界を知ってるんだ。

僕の行動もね・・不思議な女性だ。

食事を終えて僕はいつもの指定席に戻った・・

少し頭を整理しなければ・・不味い事になってるんだよ

千・・・黒豹ボスは頭のいい猫だ。ちゃんと話が

できると思うよ・・・。問題は西のボス、竜神だ。

いくらカッコイイ僕だってニコラスケイジのようには、

行かないよなァ・・・w テカァッ?

    「男猫」   (ちいたんの詩集より)

    男猫とは、口数が多くてはならない

    男猫とは、じゃれたくてもじゃれてはならない

    男猫とは、1度はボルダリンに

    挑戦しなければ、ならない

    男猫とは、シッポやケツに傷があってはならない

    男猫は背中のポーズに気をくばれ!

    070301_15190001_1男猫は少々・・頭がハゲても喧嘩の勲章だ

逃げてない男の証だ!

世の男猫よニコラスケイジであれ!

男の勲章だ! 

奴はカッコイイ・・・僕達、男猫のロマンなんだ・・・

                  

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2007年3月 8日 (木)

№22 ☆東の黒豹ボス

やっと僕達は帰るべくS市へたどり着いた。

何日が過ぎたんだろう・・・

サクラはどうしてるんだろうか?

お利口にしてるのかなw

ウメはニューヨーク行きの

準備は出来ているんだろうか?

アブダビ付近まで、ようやく来た。するとリアが・・

「何だか騒がしいわ・・どうしたのかしら?」と

不安げな顔で僕の顔を見た。確かに・・・騒がしい。

僕達はアブダビの中へと急いだ。

キトウが険しい顔つきで何やら仲間たちと話していた。

その中に、やたら体が大きく黒々と艶のある毛並みで

目の鋭い・・それは今までに見た事の無い・・そう!

そうだ!まるで黒豹だ!何だ何ものなんだ・・・。

僕達と同じ生きものなのか?目を疑うよ・・まったく・・。

「東ブロックのボスよ・・・」とリアが言った。

僕とハヤトは「あれは、猫じゃないね。」と同時に・・

声を揃えてこたえた。・・・・「プッ・・w」僕達は

大きく肩を震わせ小さい声で笑った・・・・。

だけど、もう笑えない理由が僕達にあったんだ。

ズー公園での喧嘩だ。西の奴等を・・僕はかなり

痛めつけてしまった・・・ハヤトを助ける為とは言え、

それが原因で東の若い猫たちが何匹か遣られた。

何て事だ!僕の責任だ!「・・・・・キトウ・・僕・・

君たちの為に何をすればいい?」

「・・・アッシュ・・気にするな。確かに火をつけたのは

君かもしれないが、これは僕たちの問題だ。」

「キトウさんとやら!悪いのは、おい等なんだ!

アッシュさんは僕を助ける為にッ!」とハヤトが

そして・・「そうよ!兄さんッアッシュさんは

悪くない!悪いのは西の猫たちよ!」・・とリアが

キトウに叫んだ。・・・すると、

「お前がアッシュという若造か・・・」と僕の前に

黒豹のボスが覆いかぶさるように立った。

足がすくんだ・・・。「なかなか家猫にしておくのは、

もったいない腕をしているな・・うん?」

「喧嘩は何処で憶えた・・ん?」僕は少し脅えながら

「僕、喧嘩は嫌いなんです!

あの喧嘩がハジメテです!」・・・とボスに答えた。

ボスは意外にも優しい顔をして笑った。

それも大きな声で笑った・・・。「どうだ仲間に

ならないか!千の家を出て東に来ないか?」

「ありがとうございます。ですが僕は千をおいて

ここへは来れません・・・恩があります。」

「そうか残念だな。・・そこのハヤト!もう馬鹿げた

喧嘩はするんじゃないぞ。お前も西に狙われて

いる・・今日から寝床はアブダビでするんだ!」

と言って肩で風を切りゆっくりと歩いて行った。

その日は、リアもハヤトも僕も疲れを癒す為に

一先ず寝ることにした。僕はリア達と別れ、

千の待つ家へ帰る事にした・・・。キトウの言葉が

頭から離れない・・(西の奴等は僕を葬る事が

一番の目的のようだ。)リアとハヤトは、いつも

僕の側にいる。僕と居たら危険だ・・・。何とか

しなければ・・・・・。おもい足どりで家に着いた・・・。

すぐさま、千が僕を迎えてくれた。

「おかえりぃ!!!アッシュー!!」と少し、

心配そうな顔で僕を抱きしめた・・・。

このまま寝てしまいたいよ・・・セン・・・。

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2007年3月 7日 (水)

№21 ☆強い心

僕は、母さんの死の重さに激悲し、千の待つ 

S市へと向かっていた・・・丁度その頃・・・。

アブダビの西のボス、竜神は怒りをあらわに、

僕達を待ち構えていた。

思ったよりもズー公園での争い・・・         

亀(カメ)と、流(ナガレ)の負傷はボスにとって

かなりのダメージを受けたようだ。

実は僕達、猫にとって縄張り争いが、

それほど大事な事だと・・・思っていなかった

恥ずかしいが知らな過ぎた・・・・・。

所詮・・・僕は家猫だ。家で飼われている猫・・・。

決して孤独では、ない。

アブダビに住む猫たちは・・その日、その日

生きる為に、生き残る為に孤独の中で、

闘っているんだよね。口では言い表せないくらいの

強さがある・・・。もしかすると人間より強い心を

持っているのかも・・しれない・・・・。

      「孤独とは・・・」  (ちいたんの詩集より)

    若者よ強くあれ

    両手の中にスッポリ入るくらいの

    小さな生き物が、こんなにも

    寒さをしのぎ・・・生きている

    君はまだ、暖をとり食をとり

    愛してくれる人がいる・・・・・

    隣を見てごらん?後ろを見てごらん?

    きっと誰かいる・・・孤独じゃないよ・・・

    若者よ強く・・あれ 

    本当の孤独はそんな、ものじゃあない

    凍えるほどの真冬の中・・車の下で

    小さくうずくまっている子猫を見たら

    君はきっと何かを思いだすだろう

    涙して何かを感じるだろう

             若者よ強く・・・あれ

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2007年2月20日 (火)

№8 僕のルーツ☆

相変わらず千は、忙しそうだ。 家に帰って来ても 座る間もなく家事をしている。

人間って大変そうだ・・・・・。僕は ちょっぴり大きくなって 

余り手が掛からなくなっていた。 と言うよりも

千の邪魔にならないようにと、極力 手を掛けさせないよう努力したと言う方が

合っているかも・・・・・・。何かの役にたつかも知れないと思い

人間の言葉や日本語を勉強したなぁー   本当だよw サクラの本でね。

僕はもともと 日本猫じゃないから・・・・・日本語は難しい。

僕のルーツをたどると、どうも イタリアのアッシジの血が はいっているようだ。

母さんと、離れ離れになる前に良くイタリアの話をしてくれた。2

僕の父さんはイタリアのアッシジと言う所で生まれたらしいよ。

父さんはイタリアに住む日本人に飼われていたらしく

母さんは僕に良くその話をしてくれた。

父さんの家付近に修道院があって そこは父さんのお気に入りの場所だったようだ。

イタリア猫の父さん連れて、その日本人は帰国し、母さんと知り合い・・・

そして僕が生まれた。   父さんは母さんにフランシスコ修道院の話を良く

してくれたんだって・・・美しい建物と美しい景色・・・だったらしい・・・。

父さんは母さん連れてイタリアに帰りたいと、いつも言ってたみたいだけど

それも叶う事無く原因不明の病気で亡くなってしまったんだ

そんな父さんに僕は良く似ていると母さんが言ってたよ。   

これが僕のルーツだ。

ん?何だか外が騒がしいなあ

窓から外を覗いて見ると、 やたら猫たちが例のアブダビに向かっている。

抗争か?それとも猫族の集会?

実は少し興味はあるんだ・・・基本的に争いごとや団体行動は嫌いなんだけどね。

一度あのアブダビに足を踏み入れてみたい・・とは思う。

ん?待てよ・・東ブロックと西ブロックのボスには・・・逢いたくないよな。

「アッシュー!ご飯よー!」  アッ 千が僕を呼んでいる! ご飯だぁー!

やたら 千は、ウメやサクラや僕に‘ご飯よゥー!’と叫んでいる。

自然に覚えたよ・・

この頃から声に出して お腹がすいたら言えるようになった。

“ごはぁーん!”ってねw

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