アニメ・コミック

2007年4月15日 (日)

№52 ☆ 太一と子犬の赤ちゃん

ある日、千のパーキングロットに、一人(1匹)

太一が現れた何か僕に相談があると、

深刻な顔をしている・・・聞くところによると・・・最近、

大樹海アブダビに人間が子犬を捨てて行ったらしい。

しかも・・まだ産まれて間もない目も開いてない

赤ちゃんらしい・・・太一は粗末に出来ないと随分

悩んでいた。  大樹海アブダビと言う大きな組織の

ボスがだ・・・普通に子犬1匹で悩んでいるなんて・・・w

こいつらしいや・・そんな太一に僕は、こう答えた。

「僕が言うのも何だけど・・大樹海アブダビは本来なら

猫達だけが生活する猫社会だよね。昔から古い歴史が

あるらしいけど・・・でも言える事は犬も猫も同じ生き物だ

この世の中に誕生した赤ちゃんに罪は無い・・それに

どのような生き物でも生きると言う権利は皆、

平等だよね」  「そして何よりも君はアブダビの

ボスだ!君の意見、考えに、皆、服従するだろうと思う」

「自分の考えを貫けばいいんじゃ無いのか?」

「太一はその子犬の赤ちゃん・・・どうしたいんだ?」

「・・・・・このまま僕はほっとけないし

かみ殺す事も出来ない・・・やっぱり面倒みる事にしよう。」

「責任持つよ・・・。アブダビの仲間に今度の集会で

話し自分の考えをちゃんと言うよ。

理解してくれるまで、とことん話し合ってみる事にする!」  

「w・・・さすがボスだ!僕も協力するよ!」

この時は2人(2匹)とも、きっと子犬が成犬になれば

自然に犬と言う群れに帰るだろうと安易に考えていた。

後にこの子犬は生涯、太一の側を離れる事無く、

深い絆で結ばれる・・・全く姿、形も違うこの2人(2匹)が

アブダビにドラマを生みだすんだ・・・・・。

Photo_10

  

  (関西弁のトムと言う男猫だ・・

   少しふてぶてしい顔だが

      味のあるやつだ)

      (近所に住む家猫だが

良くパーキングロットに遊びに来る・・面白い奴。)

あれから 緩やかに時も流れ、やがてアブダビと

千の家に暑い夏がやって来る・・・まるで想いを

よせる少年の少し遠慮がちな熱い夏のように・・・

千の家には、あのイチと言う男が近頃では毎日

帰って来ている。・・・千がイチを見る目は

相変わらず・・・あの目だ。そしてテツの本妻。

人間社会では、そう呼ぶらしい・・・カヤはテツの子を

無事、出産した 男の子と女の子を産んだんだ・・・

カヤは逞しく育てている。  テツは?・・やはり

相変わらずだ 最近、新しい彼女が出来たようだ

テツの父親としてカヤには申し訳ないと思っている。

そして ウメだが ついこの前、ニューヨークに発った

歌は順調に進んでいる。何でもプロデュース

してくれる男性が現れたらしい。今のウメを見ていると

実にエネルギッシュで!気持がいいw。

サクラはホンノリと日焼けしたホッペで僕の憧れの

まだ大きいランドセルを背負い学校へ通っている。

この前、集団登校途中、余りのランドセルの重さに

バランスを崩し後ろに大きくひっくり返って・・・w

派手に転んで泣いて家に戻って来た・・・

可愛いだろう?全く・・w。 それから・・あの子犬だが

集会で太一ボスは仲間達と話し合い、しっかり成犬に

なるまで面倒を見ようと言う意見で一致したようだ。

まだ赤ちゃんなんで、お乳が必要だったんだ・・そこで

あのキトウの奥さん、アルネが自分のお乳を飲ませ

あの子犬を大きく育ててくれたようだ。猫のお乳でも犬は

育つんだよね!・・・僕は不思議だったよ。あの子犬を

太一ボスや仲間達はジンと呼んでいる。尻尾を振って

とても可愛いw見事に大きくのびのびとジンを

育てているのには、びっくりした。

ジンは太一を父親と思っているのか・・いつも側にいるんだ

太一の身体に身を寄せて寝ているジンの姿が

非常に不思議な光景なんだが・・これまた絵になる。

僕はみんなが少しずつ幸せになって行く様を見て

生きる活力になり、刺激になっていた。そしてアブダビ全体が

これからの具体的な進展につながって行く事を信じている

040121_    (この男猫も近所のセレブ宅

  で飼われている。セレブお兄さん

  チャンドラだ よくお散歩ついでに

  パーキングロットに来る。) 

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